概要:9月のシルバーウィークに、長野県富士見町にある富士見高原リゾートで毎年開催される、愛犬とのアウトドアやドッグスポーツを気軽に楽しめる有料イベント。熱気球・トレッキング・トレイルラン・カヤック・キャンプなどの各種アクティビティを愛犬と楽しめる他に、ドッグダンス・ディスクドッグ体験会などのドッグスポーツや、飛行犬撮影・タイムレース・ドッググッズマーケット等の各種イベントを愛犬と楽しむことができる、国内最大級の総合的な屋外ドッグイベントです。
日程・気候:過ごしやすいが、暑い日も大雨の日もあり得る。
アウトドアドッグフェスタは例年、9月のシルバーウィークの土日の9時から16時まで開催されています。2021年は9月18日・19日に開催されました。2022年は、9月17日・18日に開催予定です。通常、その頃は最高気温23度・最低気温13度程度の過ごしやすい気候で、屋外のイベントとしてはちょうど良い時期です。
しかし2021年の同時期だと、天候によっては最高気温28度程度の日もあったことより、直前の天気予報を確認し、必要そうなら念のため暑さ対策はおこなっておくのが安心です。
また雨に関しては、例年台風が日本沿岸にあると大雨になることが多く、台風が近くにない時にはあまり雨が降らない傾向があります。そのため、大雨が予想される場合には、参加を見合わせるか、大雨でも楽しめる装備と意気込みで参加するかのどちらかを検討する必要があります。
アクセス:長野県富士見町で開催。車で行くのが妥当。
開催場所は、長野県富士見町の富士見高原リゾートです。富士見町は諏訪湖の南東にあり、長野県と山梨県との県境に近く、八ヶ岳南麓の標高1000m前後の高原の町です。
会場は、車であれば中央高速の小淵沢インターまたは諏訪南インターが一番最寄りとなります。会場には無料の駐車場があります。開始2時間前からの駐車が可能です。駐車場は会場の奥側・手前側に何ヶ所かに分かれていて、遠いところであれば会場入り口まで200-300m程度歩く必要があります。また手前側であれば会場までは坂道となり、奥側であれば帰りが坂道となります。そのため、テントやタープ、カートや愛犬に必要な物資が多くあるようでしたら、できるだけコンパクトにして往復する回数を減らすのが理想的です。
電車であれば中央本線の信濃境駅が最寄りになりますが、特急等の停車する小淵沢駅または富士見駅で降りて、現地まで行く方が一般的かもしれません。なお、電車での訪問はかなり大変なので、車での訪問をお薦めします。
車・電車以外の会場までの移動方法としては、他にわんバスというものが催行されます。これは、当日朝に東京主要駅から会場まで、犬同伴可能な貸切バスツアーで行くというものです。車での移動が難しい場合には、このプランを検討しても良いかと思います。
電車であれば中央本線の信濃境駅が最寄りになりますが、特急等の停車する小淵沢駅または富士見駅で降りて、現地まで行く方が一般的かもしれません。なお、電車での訪問はかなり大変なので、車での訪問をお薦めします。
車・電車以外の会場までの移動方法としては、他にわんバスというものが催行されます。これは、当日朝に東京主要駅から会場まで、犬同伴可能な貸切バスツアーで行くというものです。車での移動が難しい場合には、このプランを検討しても良いかと思います。
ちなみに、富士見高原リゾートに似ている名称の「富士見パノラマリゾート」という場所が、同町内の中央高速およびJR中央本線を挟んだ南西にありますので、お間違えないようください。こちらでは犬同伴できるロープウェイで入笠山ハイキングが楽しめます。
イベント内容:アウトドア・ドッグスポーツ・写真撮影等各種あり、予約は早めに。
大きく分けて、アウトドア、ドッグスポーツ、撮影会、ミニゲームなどのコンテンツに分けられます。有料で予約の必要なものが多く含まれているので、希望のものがあれば早めの予約(可能であれば予約開始直後に)が望ましいです。また希望の企画が行われる時間帯が重複する可能性があるので、計画立てて参加申し込みをするのがイベントを楽しめる秘訣です。
入場に際しては、前売りの電子チケットをあらかじめ購入しておく必要があります。今年は二部制での販売となっており、第一次販売は8月31日までで大人1人1日2420円、第二次販売は9月5日〜16日で大人1人1日3520円です。2021年は8月30日に売り切れていますので、行くことを決めている方は早期の購入が良いかと思います。
アウトドアの内容としては、熱気球体験、キャンプ宿泊・体験、パックラフト・カヤック、トレッキング・ハイキングが挙げられます。いずれも有料で、ほとんどが予約となります。
熱気球体験は、約20mの高さまで上がる熱気球に愛犬同伴で乗れるというものです。短時間ながらも浮遊感ある熱気球に乗って空を飛ぶことを愛犬同伴で楽しめるため、毎年人気が高くすぐに予約でいっぱいになってしまいます。
熱気球体験は、約20mの高さまで上がる熱気球に愛犬同伴で乗れるというものです。短時間ながらも浮遊感ある熱気球に乗って空を飛ぶことを愛犬同伴で楽しめるため、毎年人気が高くすぐに予約でいっぱいになってしまいます。
キャンプ宿泊については、2022年から始まったもので、会場そばのキャンプ地に愛犬同伴で宿泊できるというものです。初めての方向きの設定で、機材・食材等は全て用意され、インストラクターが指導をしてくれるという安心設定の企画です。残念ながら2022年の分については7月11日に発売後、すぐに完売となっているため、気になる方は来年に向けてアンテナを貼っておくのが良いかと思います。
今後開催予定のドッグイベント情報。2022年9月17日・18日に長野県富士見町の富士見高原リゾートで開催予定のアウトドアドッグフェスタin八ヶ岳の入場チケット・キャンプ宿泊チケットが7月11日より発売予定です。参加予定の方は、売り切れ前にご購入ください。@outdoordogfestahttps://t.co/5oklN87pFC
— しろくまん@ちびわんと旅しよう (@travelerwithdog) July 8, 2022
カヤック乗船待機中(2019年) |
トレッキング・ハイキングは、会場すぐそばの八ヶ岳山麓の高原地帯を歩くものです。例年通りの気候であれば、山歩きに良い気候なので、愛犬同伴での自然散策に行くのも良いかと思います。
ドッグスポーツとしては、ドッグトレイルラン(有料・予約)、ドッグダンス体験会(有料・予約)・デモンストレーション、ディスクドッグ体験(有料)などが挙げられます。
ドッグトレイルランは、森の中を愛犬と走るというスポーツです。リード付きではありますが、愛犬と一緒に自然の中を走るという一体感・疾走感が感じられます。
ドッグダンスは、音楽に合わせて犬と踊るスポーツです。アウトドアドッグフェスタに参加されている方は国内有数のフリースタイラーで、体験会およびデモンストレーションが行われます。また連日、シンプルなトリックで構成されたダンスを参加者全員で踊る「みんなでドッグダンス」という企画が行われます。
ディスクドッグは、投げられたディスクを地面に落下する前に犬がキャッチするスポーツです。今回はその前段階として、転がしたディスクを取ってくるという体験会や本格的なデモンストレーションが行われます。
撮影会としては、飛行犬撮影、宙犬撮影(ジャンプして空中にいる犬の撮影)、愛犬撮影会、フォトレッスンがあります。いずれも有料で、予約優先となります。また会場内には、記念撮影できる場所がいくつかあるので、そちらでの撮影も可能です。
ミニゲームとしては、タイムレース、迷路、待てゲーム、愛犬とのPK対決、スラロームゲーム等があり、いずれも当日受付です。迷路とタイムレース(100m)は有料で、100mのタイムレースは国内でも行われることが稀な長距離レースのため、足自慢の愛犬をお連れの方は是非ご参加ください。
毎回恒例の拾ウン動ゲーム(2017年) |
他にも、ドッググッズマーケット(60店舗超)、ハロウィン仮装会、水鉄砲遊び、ワークショップ(キーホルダー作り)、ドッグラン等が予定されています。
スポンサーのEZYDOGの出店(2019年) |
スポンサーのHONDA DOGの出展(2019年) |
毎年恒例の犬文字(2017年) |
食事:会場内のキッチンカーで。あとは少し離れた施設内の飲食店も利用可能。
食事については、会場内に10台以上待機しているキッチンカーで摂るのが一般的です。公式サイトには、ピザ、焼きそば、タコライス、オムライス、ハンバーガー、インドカレー、ハラミ焼き、たこ焼き、かき氷、コーヒー等が出店予定とのことにて、詳細は公式サイトをご参照ください。食事を摂る場所としては、会場に隣接する無料休憩エリアが無難です。
食事については、会場内に10台以上待機しているキッチンカーで摂るのが一般的です。公式サイトには、ピザ、焼きそば、タコライス、オムライス、ハンバーガー、インドカレー、ハラミ焼き、たこ焼き、かき氷、コーヒー等が出店予定とのことにて、詳細は公式サイトをご参照ください。食事を摂る場所としては、会場に隣接する無料休憩エリアが無難です。
キッチンカー(2019年) |
ローストビーフ丼等(2019年) |
他の近隣の食事場所としては、富士見高原リゾート施設内に3ヶ所、施設外に1ヶ所あります。会場から花の里に出て、山側に上がっていった先にあるレストハウス内には「そば処 花鳥野(はなとや)」があります。こちらでは手打ちそばや百合根の天ぷらがテラス席なら愛犬同伴で楽しめます。
宿泊:両日参加の際は、早めに近隣で宿を確保すべし。
イベントは2日開催予定です。連日参加の場合は、長野県富士見町の近くに在住している、あるいは早朝出立が苦でない、というのでなければ、会場近隣で宿泊するのが妥当です。
イベント内容の項目で示した通り、イベントの一環としてのキャンプ宿泊が一つの選択肢として挙げられます。ただし2022年はすでに満席であること、来年以降も開催するかは未定であることより、通常では犬同伴可能な宿泊施設等を検討することが必要です。
愛犬同伴で宿泊可能な施設は、会場となる富士見高原リゾートの貸別荘・キャンプ場を含め、同町内に数軒あります。また隣接する市町村のうち、清里高原を擁する山梨県北杜市、蓼科高原を擁する長野県茅野市や原村を合わせると数十施設あるため、宿のグレード、温泉・ドッグラン等の有無、食事などを勘案してお選びください。もちろん、しろくまんの推奨するファミリーロッジ旅籠屋も、会場まで車で15分の小淵沢店と、30分の茅野蓼科店も選択可能です。
また、車中泊が可能なRVパークや、(オート)キャンプ地も近隣に複数箇所あります。特にキャンプ地に関しては、アウトドアドッグフェスタ会場のすぐ隣の花の里にキャンプ場があるので、そちらを利用すると会場至近で便利です。
しろくまんらは2017年・2019年の2回、いずれも1日ずつ参加していますが、いずれも充実した時間を過ごすことができました。両日ともに9月に入ってからの参加決定だったので、予約が必要なコンテンツはすでに満席だったり、近隣の宿泊施設は満室で少し離れたところに宿を取る必要があったりと、用意不十分な状況でした。そのため、気になるコンテンツがあれば、予約開始直後に申し込むことをお薦めいたします。また宿泊施設も9月の連休のイベントのため、早い段階での予約が無難です。特に早朝の熱気球体験を念頭に置いているのであれば、7時半からの乗船となるため、会場に近い宿を押さえておくと楽です。
またコンテンツが多いため、全てのイベントに参加するのは困難です。まずは自分と愛犬が何をしたいのかを考えた上で、それを軸に予定や予約を入れていくのが妥当です。できるだけ色々なことをしたい方は、両日参加してください。また各会場は分散しているため、移動時間を考慮する必要があります。特にトレイルラン・トレッキング・カヤック・パックラフトは会場から10-15分程度離れた場所が集合地となりますのでご注意ください。
見逃されやすいこととしては、犬と飼い主の体力です。普段運動していない体で、トレイルランやトレッキング、パックラフトやカヤックを同日に行って、翌日以降動ける自信があるかどうかも配慮する必要があります。ちなみに、あらかじめ予約が必要なコンテンツに参加しなくとも、ドッググッズマーケットを見て回る、ミニゲームに参加する、各種デモを見る、当日参加可能なコンテンツに参加する、花の里で秋の草木を愛でる、などといった、八ヶ岳の自然の中で犬とのんびりすることもアウトドアフェスタの一つの楽しみとなります。
コンテンツの開始時間・所要時間・集合場所は、頻度が少ない順で記載すると、以下の通りです。
- 熱気球体験:2日目の朝7時〜9時
- ドッグトレイルラン:2日目の朝9時半〜11時半、癒しの森集合
- ディスクドッグ体験会:14時半〜15時半
- ドッグダンス体験会:午後に2枠(13時・13時30分)、30分
- ドッグトレッキング:3枠(9時15分・11時30分・13時45分)、2時間、富士見高原ゴルフ練習場集合
- 犬キャンプ説明会:4枠(10時・11時15分・13時・14時15分)、45分
- ワークショップ:4枠(10時、11時15分、13時、14時15分)、1時間
- カヤック:5枠(9時20分・10時30分・11時40分・13時20分・14時30分)、1時間、鹿の池集合
- パックラフト:5枠(9時30分・10時40分・11時50分・13時30分・14時40分)、1時間、鹿の池集合
- ネイチャーハイク:6枠(10時・10時30分・11時15分・13時・13時30分・14時15分)、1時間
- フォトレッスン:9枠、所要時間30分
- ドッグダンスデモンストレーション(9時半〜)
- みんなでドッグダンス(10時〜)
- ハロウィンパーティ(11時〜)
- チキチキワンワン猛レース(13時〜)
- ドッグダンスデモンストレーション(14時〜14時15分)
- じゃんけん大会(15時〜)
時間割を作成したので、コンテンツ選択の一助としてください。
2017年の二日目は最高気温25度まで上昇し、終日日照していたため、人犬ともにかなり暑く感じました。現地ではあまり日陰になる場所がないので、晴天で気温が上がることが予測される場合には、日陰で休めるようにタープ等の準備や薄着の対策などが望ましいです。また2019年の初日は雨天で、日中の気温も15度までしか上がらない天候だったため、こういった日には雨具や寒さ対策、着替えの準備が必要となります。
総括:外で愛犬と色々楽しむべし
アウトドアドッグフェスタの良いところは、とにかく外で一日中、愛犬と多くのことを楽しめるところです。2017年は、現地で友人と待ち合わせして各種イベントに参加したり、ドッグダンスデモンストレーションの見学や体験会参加、出店見学等をしていました。2019年も友人と現地で落ち合って、ドッグダンスデモンストレーションの見学や体験会参加、出店見学、カヤック乗船等をしました。十分な準備があれば、貴重な経験がいろいろとできますが、気軽に行くだけでも十分楽しめるイベントかと思います。
アウトドアドッグフェスタの良いところは、とにかく外で一日中、愛犬と多くのことを楽しめるところです。2017年は、現地で友人と待ち合わせして各種イベントに参加したり、ドッグダンスデモンストレーションの見学や体験会参加、出店見学等をしていました。2019年も友人と現地で落ち合って、ドッグダンスデモンストレーションの見学や体験会参加、出店見学、カヤック乗船等をしました。十分な準備があれば、貴重な経験がいろいろとできますが、気軽に行くだけでも十分楽しめるイベントかと思います。
2017年に参加した時のインスタグラムストーリーズまとめ:
2019年に参加した時のインスタグラムストーリーズまとめ:
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