2023/11/17

コートヤード・バイ・マリオット白馬〜愛犬同伴可能な長野県白馬村のリゾートホテル


概要:ドッグフレンドリールームであれば愛犬同伴可能な長野県白馬村のリゾートホテル。素晴らしいサービス・食事、静かな環境、そして温泉を楽しめるホテルです。


施設外観(エントランス部)

 コートヤード・バイ・マリオット白馬(Courtyard by Marriott HAKUBA)は、北アルプスの麓に位置する、登山・スキー・避暑地として知られている長野県白馬村にあるリゾートホテルです。白馬村の中でも、白馬駅の西約2kmのみそら野エリアにあり、ミニホテル・ペンション・レストラン・カフェなどが集まっているところにあります。


 アクセスについては、近隣の観光地まで距離があるので、車で行かれるのが妥当です。関東圏、例として新宿駅からなら渋滞がなければ、車で4時間程度で到着可能です。
 公共交通機関を利用するのであれば、高速バスなら白馬八方バスターミナルから、電車なら白馬駅からタクシーで5-10分で到着可能です。事前に予約しておけばホテルの無料送迎バスが利用可能です。ただし上記に記載の通り、白馬でのアクティビティを考えたら、駅周辺またはみそら野エリアにあるレンタカーを予約するのが良いでしょう。

ドッグフレンドリールーム

室内(ケージ周辺)

温泉の出る浴室

ドッグフレンドリールーム専用出入り口

ドッグフレンドリールーム専用廊下

 愛犬同伴可能なドッグフレンドリールームは、フロント・レストランから一番離れた場所にあります。フロントからはケージ等で全て隠れた状態で通過するか、ドッグフレンドリールーム直通の入口から入る必要があります。部屋は和洋室の設定で、大きいベッド二つ、3畳程度の靴を脱いでリラックスできるスペース兼ケージ部分、温泉の出る浴室、洗面所・トイレという構造です。
 同伴可能頭数は、10kg以下の小型犬2頭までです。犬関連の施設については、専用出入り口に足洗い場がある程度で、ドッグラン等はありません。また建物周辺であれば散歩は可能です。犬関連のアメニティは、お部屋に一通り揃っています。
 宿泊料金は、一室あたり一人17000円〜75000円(2名利用時)です。また犬同伴の金額は1頭一泊5500円で、二頭目は2200円です。
 利用資格としては、室内犬で、躾ができており、5種以上の混合ワクチン・狂犬病予防接種証明書コピーの提示が可能、等々があげられております。詳細は公式サイトをご参照ください。

ドッグフレンドリーサービスのご案内:https://www.cyhakuba.com/dog_friendly/index.html
愛犬とのご宿泊に際しての注意事項:https://www.cyhakuba.com/rooms/terms.html

期間限定の愛犬同伴BBQ

 食事については、本館のレストランで朝夕とも摂ることが可能です。愛犬と離れずに楽しめるお部屋での松花堂弁当や、春〜夏限定(雨天中止)ながらテントサイトで愛犬同伴でのBBQディナー(一名12000円)も選択可能です。今回は、BBQディナーを選択しました。
 BBQはホテル棟から道を挟んだキャンプサイトで行います。開始は17時、終了は20時頃です。日暮近くなるとかなり暗くなるので、日没以降は白馬の夜を楽しむことができます。なおスタッフの方々は最初の準備段階と料理を持ってくる時のみ滞在しているため、注意が必要です。
 前菜・サラダ・ミネストローネ・アヒージョ・野沢菜ご飯はすでに用意され、一部はグリルで保温状態にされていました。メインのお肉と野菜は、すでに火入れ済みの成形炭で焼く形なので、弱火でじっくり焼くスタイルでした。その分、焦げずに美味しく焼くことができました。お酒については上記料金内に含まれており、クラフトビールやハイボールなどの所定のメニューから各々3つずつ選択し、ワインクーラーに入れられて運ばれてきました。なお追加注文は、ホテル棟まで足を運ぶか、ホテルに電話すれば持ってきてくれるとのことでした。
 この日の前菜は、シナノユキマスの昆布締め・鴨のパストラミと生ハム・低温調理豚肉のチョコレートソースで、程よくお酒に合うものばかりでした。シーザーサラダは最初の段階で用意されており、地物の野菜が豊富に使われているものでした。ミネストローネは保温ボトルに入っており、自身で注ぎわけるのはちょっとしたキャンプ気分を味わえます。アヒージョは、野菜が色鮮やかで見目麗しく、魚介が濃厚なお味で、美味しくいただけました。野沢菜ご飯は、程よい塩気で〆にピッタリでした。
 BBQのお肉は、信州アルプス牛ロース、山麓牛ロース、信州プレミアム牛ロース、福味鶏、ソーセージ2種盛り合わせという構成でした。牛肉については説明がなかったので、どのお肉がどの牛に該当するのかわかりませんでした。でも、いずれの牛肉も程よい弱火でグリルできたため、とても美味しく頂くことができました。また福味鶏は味が濃く、肉厚なカットであったため、火を通すのに若干時間はかかったものの、しっかりした噛みごたえが美味しさを引き立てていました。

 温泉については、ホテル棟2階部分に大浴場があります。大浴場は半露天部分もあり、程よく冷えた外気を感じながらの入浴が堪能できました。またドッグフレンドリールームは温泉付き客室であったため、深夜でも早朝でもいつでもお部屋で温泉が楽しめるのは、とてもありがたく思いました。泉質はナトリウム塩化物で、湯冷めしにくく温かさが持続する温泉のため、湯上がり後も芯まで温まった状態が持続していました。ただし湯には、加水・加温・循環・塩素薬剤使用等を行っているため、温泉に強いこだわりのある方には物足りなく感じるかもしれないことをご理解ください。


ホテル内には、大浴場の他に、フィットネスセンターがあります。売店はありません。コンビニは小さいものなら500m離れた場所にありますが、深夜〜早朝は開いていません。なので、必要なものはあらかじめ購入しておくのが無難です。お土産は、白馬駅周辺または道の駅白馬での購入が良いかと思います。

白馬周辺の愛犬同伴可能な観光地

今回の白馬旅行で愛犬同伴で伺った観光地としては、以下の通りです。
  • 白馬岩岳マウンテンリゾート:北アルプスの絶景が楽しめる山頂まで、愛犬同伴でゴンドラが利用できます。また山頂周辺には「ねずこの森」というトレッキングコースや、ドッグラン、愛犬同伴可能なカフェがあり、愛犬と北アルプスの自然を楽しんだり、フォトロケーションの良い場所が多くあります。
  • 大出公園:白馬駅の東1kmのところにある公園で、北アルプス・姫川・吊り橋・茅葺き屋根といった郷愁溢れる光景を楽しむことができます。
  • 姫川源流自然探勝園:愛犬同伴で高原植物などを楽しむことができる場所です。林道・木道があり、1時間半程度で一周できる自然園です。駐車場は国道148号線沿いの、白馬さのさかスキー場の駐車場をご利用ください。

上記以外にも、白馬47マウンテンスポーツパーク(夏季のみ)、青木湖のあそんちゅスタイルアドベンチャーズ(夏季のみ)等で、愛犬同伴にてアクティビティを楽しむことが可能です。

なお、白馬周辺で広く知られた以下の施設には愛犬は同伴できません。
  • 栂池自然園:ドッグランのある栂池ゴンドラの中間駅までは同伴可能(夏季のみ)
  • 白馬五竜高山植物園:ゴンドラ山頂駅までは同伴可能(夏季のみ)
  • 八方池(八方尾根自然研究路):黒菱スカイビューポイントまでは同伴可能(夏季のみ)
  • 白馬コルチナ・イングリッシュガーデン:キャリーバッグに入れた状態なら同伴可能
まとめ:白馬に愛犬同伴で快適に滞在するにはとても良いリゾートホテルです。もちろん犬同伴でなくても、十分お薦めできるホテルです。


コートヤード・バイ・マリオット 白馬オーベルジュ / 白馬駅
夜総合点★★★★ 4.0

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