概要:福島県天栄村の犬同伴で宿泊可能なリゾートホテル。2面の屋外ドッグラン、屋内ドッグラン、森林ドッグウォーク、タイムレースコース、犬用水遊び場、犬用スパなどの愛犬向け施設が豊富に揃った、国内有数の愛犬同伴宿泊施設。食事は夕食・朝食とも愛犬同伴可能なレストランでビュッフェ(一部のプランでは部屋食選択可能)を楽しむことができます。またアルカリ泉質の天然温泉・屋内温泉・屋外スパもあるため、飼い主もゆっくり楽しむことが可能です。宿泊は各種コテージまたはキャンプ(グランピング可能)から選択することができます。愛犬同伴でドッグランを楽しむ、自然の中を歩く、温泉を楽しむなどの様々なニードをお持ちの方には非常に利用価値の高い宿泊施設です。
基本情報:
エンゼルフォレスト那須白河は、福島県南部の天栄村にある、犬同伴可能な宿泊施設です。基本的には人だけでも十分楽しむことができる宿泊施設ですが、犬連れであればもっと楽しめます。以前は「羽鳥湖高原レジーナの森」という名称でしたが、2017年9月1日に現名称に改称されております。なお日帰りでのドッグラン・温泉・レストラン等の利用も有料で可能です。
宿泊施設の形態は、大きく分けてコテージとキャンプサイトになります。コテージは客室露天風呂やプライベートドッグランのあるラグジュアリーなものから、シンプルなドームコテージまで選択可能です。またキャンプサイトは、期間限定でグランピングも可能です。ちなみにしろくまんらは、一番お手軽なドームコテージばかり利用していますが、快適に過ごせています。なおドームコテージ・キャンプサイト・貸別荘以外のログプレミアムやドッグコテージをご利用の方は、レストランや温泉施設、フロントまでは内線にて送迎の依頼が可能です。
お部屋で温泉に時間制限なくゆっくり入りたい、広いお部屋でのびのびしたい、プライベートドッグランで犬を解放したい、部屋食を楽しみたい、コテージでBBQや部屋食を選択したい、といったニードがある方にはハイクラスのコテージを選択するのが良いでしょう。
チェックインは15時、チェックアウトは11時です(一部を除く)。ただしこれらは部屋の利用できる時間なだけであって、ドッグラン等の各種施設利用はチェックイン前・チェックアウト後も可能です。ですので、チェックイン日の午前中から、あるいはチェックアウト後の夕方まで、ドッグランや温泉(チェックイン前利用時はタオルの持参または購入が必要)を楽しむことも可能です。
ドームコテージ |
ドームコテージ内観 |
食事は、基本的には併設のレストラン「レイクサイドダイニング ラ・ピーナ」で朝・夕ともビュッフェとなります。ハイクラスのコテージの一部のプランでは、部屋食やBBQが選択可能です。ビュッフェは人用の食事だけでなく「わんちゃんビュッフェ」も用意されているので、人も犬も満足できます。特に、米・食味分析鑑定コンクール国際大会において9年連続金賞受賞の天栄米などの地元の食材や、福島・会津の郷土料理を積極的に提供している部分で非常に好感が持てます。ちなみに、お酒を飲まれる方であれば、飲み放題を付けることを強く推奨します。SAKE COMPETITIONの常連酒蔵である地元天栄村の松崎酒造が作る「廣戸川」も飲み放題に含まれています。また同村内の「寿々乃井」やグループ企業の「苗場山」も美味しいので、こちらも味わっていくのが良いかと思います。もちろんビールやワイン、ハイボールなども飲み放題です。
なお昼食は同レストランでビュッフェ(冬季および平日はアラカルト)の利用が可能です。
レイクサイドダイニング ラ・ピーナ 外観 |
ビュッフェ(人用) |
ビュッフェ(犬用) |
ある日の福島・会津の郷土料理: この日は、三五八漬け鶏の照り焼き、 しんごろう餅、ソースカツなどが登場 |
ねぎを箸代わりに使って食べる 「ねぎそば」が登場する時もあります |
ある日の犬用ビュッフェのお食事 |
小腹減った時用のおやつ・軽食・アルコール類・地元のお土産に関しては、施設内の売店で購入可能です。近隣には道の駅羽鳥湖高原がありますが、米や日本酒、野菜などがメインのため、軽食・おやつは少ないです。またコンビニは近隣にありません(車で30分くらい離れている)ので、必要なら施設到着前の白河市内で調達しておくのが妥当です。
敷地内には、アルカリ泉質の温泉施設「彩光の湯」・屋内プール・ガーデンスパ(スパのみ冬季休業)があります。プール・スパ利用の際には水着が必要です(売店での販売もあり)。利用可能時間は9時〜22時です。そのため、前述の夕食の時間を踏まえた上で入浴時間を設定する必要があります。
しろくまん的には、かけ流しの温泉が楽しめる露天風呂の壺湯がお気に入りです。雪が降っていれば、いやがうえにも気分は盛り上がります。なお深夜や早朝に温泉入浴したい場合には、部屋に温泉のあるコテージの利用をお薦め致します。
エンゼルフォレスト那須白河までは車で行くことを推奨します。他の方法としては、東北新幹線の新白河駅まで来てから、無料送迎バス(日に3往復、要予約、片道45分、ケージ等に入れば犬利用可能)を利用する方法があります。特に、スノードッグランや雪見露天風呂を楽しみたいけど冬の積雪している山道は不安、という方には新幹線+バスの利用もありかと思います。その際には必要最低限の荷物+犬(ケージまたはキャリーバッグ)のみで移動し、それ以外の荷物は宅急便を利用されれば、移動の負担も少なくて済みます。
予約:
予約に関しては、公式サイトからの予約が一番妥当かと思います。利用料金の5%分のポイントが付与されるので、次回以降お得に利用が可能です。なお天栄村へのふるさと納税で、宿泊施設利用券(納税額の30%分)を返礼品として選択可能です。この利用券はエンゼルフォレストでも利用可能なので、ふるさと納税を検討している方には、一考の価値があるかと思います。
近隣観光・お土産:
福島県内であれば、「大内宿」がまず挙げられます。国重要伝統的建造物群保存地区に選定され、30軒以上の茅葺き屋根の民家が立ち並ぶ、江戸時代の姿をそのままに残した宿場町です。ここでの特産は、ねぎそば(前回利用時にはビュッフェにも登場)や栃餅があります。宿場町内のお店によっては、愛犬同伴での食事も楽しめます。なお夏は非常に暑く、冬は非常に寒いところなので、愛犬の健康管理には十分お気をつけください。
大内宿 |
また「塔のへつり」という国の天然記念物に指定されている奇岩群も見所といえます。
少し離れますが、鶴ヶ城(会津若松城)も見所の一つです。なお城内および建物内には犬同伴できないので、城周辺のお散歩などをお楽しみください。
念のため記載しますが、天栄村内にあるブリティッシュヒルズ(中世英国の雰囲気を堪能できる施設)は、敷地内犬同伴不可となります。来訪を考えていらっしゃる方はご注意ください。
那須方面は多くの施設で愛犬同伴可能な場所があります。代表的なところを下記に示します。いずれも制約はあるものの、愛犬の同伴が可能です。
お土産については、前述の天栄村内の酒蔵である松崎酒造の「廣戸川」や、寿々乃井酒造の「寿々乃井」などの日本酒、それと天栄米がおすすめです。施設内の売店や、道の駅羽鳥湖高原・季の里天栄、村内の酒屋等で購入可能です。
犬同伴での楽しみ方:
まずは屋外のドッグランか森林にあるドッグウォークをお楽しみください。中央の貯水池でカナディアンカヌーに同乗も可能です。また森林浴をしながらのお散歩もお薦めできます。
屋外ドッグラン |
タイムレースコース |
湖畔のドッグウォーク |
湖畔のドッグウォーク内では リードなしで森林のお散歩が可能 |
ひとしきり遊んだ後は、ワンちゃんスパで綺麗にして、毛艶と肌の状態を整えてあげても良いかと思います。
食事の際には、愛犬をレストランに同伴して、飼い主さんと一緒にビュッフェを楽しみましょう。ビュッフェは「わんちゃんビュッフェ」も用意されているので、人も犬も満足できます。その代わり、食べ過ぎにはご注意ください。
なお、しろくまんが思うに、この施設のベストシーズンは冬です。冬季は施設までの行きづらさはあるものの、積雪している時が最もお薦めできます。関東圏在住だと、なかなか愛犬をスノードッグランで走らせたり、雪のお散歩を楽しませたりすることができません。そういった非日常が、冬季(主に2月頃)であれば十分に楽しめるので、ぜひ積雪している時期を狙って行ってみてください。
エンゼルフォレスト那須白河を利用した一泊二日ツアーの例(東京・埼玉・神奈川・千葉を車で出発を想定)
1日目:朝出発→東北道利用→那須周辺で昼食→15時頃エンゼルフォレスト到着→ドッグラン・わんちゃんスパ利用→夕食・温泉入浴
2日目:朝食→ドッグラン等利用→大内宿や那須で観光・昼食→東北道・常磐道利用→帰宅
なお那須周辺での食事は、
ペニー・レイン(カフェ・ベーカリー)
ジョイアミーア(イタリアン)
ステーキハウス寿楽本店(ステーキ)
あたりが良いです。ただしいずれも人気店で混みますので、予約できるのであれば、予約していくのが無難です。
まとめ:エンゼルフォレスト那須白河は、福島県南部の犬同伴で楽しめるリゾートホテルです。ドッグラン・犬用スパ・犬用ビュッフェと、犬も人も楽しめる施設ですので、お薦めできる施設です。
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